2012年10月29日月曜日

アンサンブルコンサート

10月28日(日)1時、尼崎のあましんアルカイックホール・オクトにて行なわれた、新響楽器エレクトーン・ミュージアム2012(ヤマハの音楽会)に親子で出演してきました。

我が家、実は旦那が週末韓国へいってしまったので、誰も見にくる人いないし、娘をどうする⁈てことで、宮崎から旦那の両親が、鳥取から私の父が見にきて、3歳の娘の子守もしてくれました。

さて出演する私たちは親子ペア5組の総勢10人。その名も「ぷらいまりーファミリー」。フリースタイル部門に出場し、エレクトーンのコンサートとは思えない異色の存在。私はクラリネット、ピアノ、ジャズオルガン、息子は歌にエアギターに木琴。他の方々も、ピアニカやエレクトーンで尺八やドラムにベースにそれは多彩な音つくり。曲は、ヤマハの先生アレンジの、今までヤマハで習ったネコの曲メドレー「シャムねこ兄弟〜ねこねこ電話〜ネコふんじゃった!」。それぞれの親子ごとに16小節のソロパートもあり、まあ忙しかった。

実はこのコンサート1週間くらい前から、緊張感があったのか、息子がちょっとチック症状になってしまいました。これに出場を決めたことを後悔したくらい。コンサートだけが原因ではないでしょうが、いまは徐々に収まりつつあります。

でも本番4分間の間、すごく楽しかった!いろいろと良い経験もしたし、初の親子共演も果たしました。そして出演69組のうち20組がもらったエンターテイメント大賞!をいただきました。出演メンバーからもまた来年やりたいネという声が。

これからも、アンサンブルを楽しんでいこう。子どもたちもやらされるだけでなく、いろんな人との出会いを楽しんで、アンサンブルしてほしいな。

2012年10月20日土曜日

子どもの写真を可愛く撮る

10月17日(水)午前中。雨ふりでしたが幼稚園の同じクラスのママ8人であつまり、「子どもの写真を可愛く撮る」写真講座を開催。講師はもともと写真関係の仕事をしていたママさん。

まずは、カメラの基礎知識から。カメラを撮るときには、①光の感度(ISO)、②絞り(レンズを通る光の量の調節)、③シャッタースピード(光を通す時間)、この三つのバランスで光の量を調節するのが基本。
そしてよい写真を撮ろうと思ったら、撮る前の準備が大切。どのような状況でどれくらいの光があって、子どもがどれくらい動くのか、計算してカメラを設定しておく。

薄暗い室内でスースー寝ている子どもを撮るのと、日光がさんさんと降り注ぐ屋外で走り回る子供を撮影するのとでは、光の状態が全く違う。
いつもデジカメをオートに設定していて、なんだかうまく良い写真がとれない~とぼやいてたが、そりゃそうだ。

そして、極めつけは、子どもの写真を撮るときに、「こっちを見て笑って」とか「ちかづいて」とか言ってはいけない!自分から子どものほうに回り込んで回りこんで、かがんで表情を撮るのがいいんだって。あーそうだったのか!そういや作り笑いの似たような写真ばかりだった。

すごーく勉強になった。その後はランチで歓談、ママさんもみんないろいろな才能や技術を持っていて、みんなで分かち合ったらすごい。お互いがお互いの触媒みたいになって、上手くいいとこ引き出せたら楽しいね。

2012年10月18日木曜日

『ヴェニスの商人』読書会

第11回読書会『ヴェニスの商人』ウィリアム・シェークスピア著作。
9月21日(金)14:00~17:00 場所ハニーハウス。
参加メンバー mariko(司会)、tomoko、kaori、emi。

2年前に始めた読書会、すでに11回目。今回の選書はロンドンのオリンピックにちなんで、古典の中の古典シェークスピア。
ストーリーは…、16世紀ヴェニスの若商人アントーニオーが、友人のために自分の胸肉1ポンドを担保に、悪徳高利貸しユダヤ人シャイロックから借金してしまう。ところがアントーニオーの商船は難破して財産のすべてを失う。借金返済のあてのなくなった彼は、いよいよ自分の胸をきりとらなければならなくなる…機知にとんだ大逆転の喜劇。

この短い喜劇の中に、この時代に女であることの問題、恋愛問題、経済の問題、正義とは慈悲とは何か?という問題、はたまたクリスチャンとユダヤ人問題、いろいろな要素が盛りだくさんで詰まっている。
司会のmarikoさんから出ていたお題は、ユダヤ人についての考察。この時代も嫌われて悪役であったユダヤ人だが、シャイロックの発言はまともな人権感覚、基本的人権の主張であり、シャークスピアは決してユダヤ人を一面的に悪と書いたわけではない。
kaoriさんは、物事は善と悪、どちらか一方の面からしか見るべきではない、と読み取り。そしてtomokoさんが悪役シャイロック、娘のジェシカ、貴婦人ポーシャの人物を生き生きと感じて描写してくれると、実在の人物みたい。

シェークスピアが400年も前に書いた戯曲なのに、いまだに読まれ続けていることも驚き。一読しただけではなんだかもやもやとよくわからなかったのだが、いつものように4人でああだこうだと読んでいるうちにだんだん、これは本当にすごい話、さすがに読めば読むほど、論点が出てくる。

映画もあるので時間を作って絶対に見るつもり。