2011年8月17日水曜日

いのちと放射能

柳澤桂子著『いのちと放射能』を読む。

チェルノブイリの事故後に書かれた本。

なぜ、放射能はこわいのか、
放射能を浴びるとどうなるのか、
なぜ放射能はおとなよりこどもにとっておそろしいのか、

その理由がわかります。

フクシマの事故後、これ以上原子力発電所を増やす必要があるだろうか。
これ以上エネルギーが必要だろうか。

というが、このブログもパソコンを利用して発信しているのだし、電力を使わないと書けないものなのだ。人間が生きて活動していく以上、エネルギーを使うことは避けられない。

でも、それが原子力のような制御しきれないものを利用するのではなく、ほかの方法があるならそうしたいではないですか。そして、その方法を選んだために、エネルギーを節約しなくてはならないとなれば、喜んでしましょう。

だって薄氷を踏むようなエネルギー供給状態ではなく、これからも安心して生活していきたいし、そして次の世代には、自分たちの世代が汚した使いつくした後の世界ではなく、今よりも良い環境の世界を渡していきたいから。

0 件のコメント: