『愛する人』(原題: Mother and Child)2009年アメリカ、スペイン
監督・脚本 ロドリゴ・ガルシア
キャスト ナオミ・ワッツ、サミュエル・L・ジャクソン、アネット・ベニング、ケリー・ワシントン
ひさびさに映画を見て泣きました。お家DVD鑑賞でしたけど。まずキャストが演技派役者ぞろいで素晴らしい。ストーリーはというと、ただいま50を過ぎて、年老いた母と二人で暮らす女性が、37年前、14歳の時に産んですぐに養子に出した娘のことを思い出すところから始まります。
その娘は今、同じ町でやり手の女性弁護士になっている。さあ、この母と娘は再会するのかな?という興味が前半引っ張っていくのですが、………。
軽い気持ちのファミリードラマ感覚で観はじめましたが、話が進むにつれて、これはただものじゃない、というストーリーの深さ、決して滑らかではなくでこぼこの粗削りですが、そのちょっと辻褄合わなさがかえって生命力を感じさせる、すばらしい作品でした。
監督は、作家のガルシア・マルケス(『百年の孤独』)の息子さんだそうで、ファミリーツリーがつむがれつづけていくところなんかは、さもありなんと思いました。
これはおすすめ映画です。
2012年8月14日火曜日
2012年2月17日金曜日
『アワーミュージック』
映画 アワーミュージック 'notre musique'
監督 ジャン・リュック・ゴダール
2004 フランス=スイス
マイ評価★★★★☆
ひさびさにゴダールを見てしびれました。このところジブリ作品を子どもにつきあってみることが多かったので、鉄槌を頭にまた叩き込まれた感じ。
1.地獄篇、2、煉獄編、3.天国編 に分かれています。ゴダールの『映画史』の続きものとしての位置づけ。1.地獄篇は戦争残虐シーンの連続で普通の感覚なら見るに堪えないような映像。しかし、2、3の天国編は柔らかな映像イメージで、『映画史』を想像していたらとても見やすかった。アンヌ・マリー・ミエヴィルが美術のせいか?
とにかく、映画ってこんなことができるのだ、とほんとにほっぺた平手打ちされたような感じ。
簡潔なまとめはこのサイトに譲ります。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6245
監督 ジャン・リュック・ゴダール
2004 フランス=スイス
マイ評価★★★★☆
ひさびさにゴダールを見てしびれました。このところジブリ作品を子どもにつきあってみることが多かったので、鉄槌を頭にまた叩き込まれた感じ。
1.地獄篇、2、煉獄編、3.天国編 に分かれています。ゴダールの『映画史』の続きものとしての位置づけ。1.地獄篇は戦争残虐シーンの連続で普通の感覚なら見るに堪えないような映像。しかし、2、3の天国編は柔らかな映像イメージで、『映画史』を想像していたらとても見やすかった。アンヌ・マリー・ミエヴィルが美術のせいか?
とにかく、映画ってこんなことができるのだ、とほんとにほっぺた平手打ちされたような感じ。
簡潔なまとめはこのサイトに譲ります。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6245
2012年1月28日土曜日
『イン・アメリカ』
映画『イン・アメリカ~三つの小さな願い事』 (2002年 アイルランド、UK)
監督 ジム・シェリダン
出演 サマンサ・モートン、パディ・コンシダイン
マイ評価 ★★★★☆
レンタルDVD。ツタヤで旧作100円で借りた。
80年代初頭、映画『ET』がはやったころ。アイルランドからアメリカに、夫婦と二人の幼い娘の家族が移民してくる。家族には3人目の幼い弟を事故で亡くしたという、癒されない過去がある。そして、NY下町での極貧生活。そこで、同じアパートに暮らす「叫ぶ男」に出会って…
出会いがもたらす新しい奇跡の物語。
最初、お父さん役のパディ・コンシダインが、妻役のサマンサ・モートンに比べて全然いけてないので、う~ん、と思ってみていたけど、脚本の力か、だんだん引き込まれ、最後は号泣。娘役の二人もすごく良かった。子どもって、家族の中で一方的に庇護されるだけの存在ではなく、一緒に過去を背負って、時には親を守るような力も出して、おぎない合っていくもんなんだな。
心に残る、佳作。
監督 ジム・シェリダン
出演 サマンサ・モートン、パディ・コンシダイン
マイ評価 ★★★★☆
レンタルDVD。ツタヤで旧作100円で借りた。
80年代初頭、映画『ET』がはやったころ。アイルランドからアメリカに、夫婦と二人の幼い娘の家族が移民してくる。家族には3人目の幼い弟を事故で亡くしたという、癒されない過去がある。そして、NY下町での極貧生活。そこで、同じアパートに暮らす「叫ぶ男」に出会って…
出会いがもたらす新しい奇跡の物語。
最初、お父さん役のパディ・コンシダインが、妻役のサマンサ・モートンに比べて全然いけてないので、う~ん、と思ってみていたけど、脚本の力か、だんだん引き込まれ、最後は号泣。娘役の二人もすごく良かった。子どもって、家族の中で一方的に庇護されるだけの存在ではなく、一緒に過去を背負って、時には親を守るような力も出して、おぎない合っていくもんなんだな。
心に残る、佳作。
2012年1月9日月曜日
『刑務所の中』
監督 崔 洋一 (2002年 日本)
キャスト 山崎努 香川照之 田口トモロヲ 大杉漣
マイ評価 ★★★★☆
ベストセラーコミック「刑務所の中」の映画版。ママ友さんが「癒されるよ~」?といってDVDを貸してくれた。
思いがけなく懲役3年を受けた、いい年をしたおじさん(62歳?)ハナワカズイチ。彼の刑務所生活を淡々と描いている。
刑務所の中だけど、いや中だからか、事件らしい事件は何も起こらない。
塀の中で出される味気ない食事をおいしく食べる方法、厳しい規則のなかで楽しく時を過ごす研究…。集会(お菓子つき映画鑑賞)の中に出てきた、アルフォート(ブルボンのチョコレートのついたクッキー)がすごくおいしそうで、食べたくなった。あちこちでそんな小さな笑いが満載。
こんな何も事件が起こらないのに笑えて面白いのは、キャストが人気実力派俳優だから?監督も『月はどっちに出ている』の鬼才、崔洋一。
刑務所の中でハナワが、世間のスケジュールとは一切無用でひたすら寝ていたり、懲罰房に入れられてはじめて心の底から幸せを感じているのが、不思議だがなぜか妙に納得。
キャスト 山崎努 香川照之 田口トモロヲ 大杉漣
マイ評価 ★★★★☆
ベストセラーコミック「刑務所の中」の映画版。ママ友さんが「癒されるよ~」?といってDVDを貸してくれた。
思いがけなく懲役3年を受けた、いい年をしたおじさん(62歳?)ハナワカズイチ。彼の刑務所生活を淡々と描いている。
刑務所の中だけど、いや中だからか、事件らしい事件は何も起こらない。
塀の中で出される味気ない食事をおいしく食べる方法、厳しい規則のなかで楽しく時を過ごす研究…。集会(お菓子つき映画鑑賞)の中に出てきた、アルフォート(ブルボンのチョコレートのついたクッキー)がすごくおいしそうで、食べたくなった。あちこちでそんな小さな笑いが満載。
こんな何も事件が起こらないのに笑えて面白いのは、キャストが人気実力派俳優だから?監督も『月はどっちに出ている』の鬼才、崔洋一。
刑務所の中でハナワが、世間のスケジュールとは一切無用でひたすら寝ていたり、懲罰房に入れられてはじめて心の底から幸せを感じているのが、不思議だがなぜか妙に納得。
2011年12月26日月曜日
『英国王のスピーチ』
原題 The King's speech (2010年 イギリス、オーストラリア)
監督 トム・フーパー
キャスト コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ
評価 ★★★★★
今のイギリスの女王エリザベス3世の父親、ジョージ6世は吃音だったのだが、それをオーストラリア人の言語療法士と共に克服する物語。実話を少々誇張してあるようだが、歴史ドラマというよりも、第一級の娯楽ものに仕上がっている。
俳優陣がわたしの好きな人ばかり、ストーリーも安心して楽しめる、退屈なところもない、素晴らしい出来。アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞受賞も文句なく納得。
時間がなくて1回しか見れなかったよ~また借りてきてじっくり見たい。
それにしても、このブログはもともと読書と映画の記録として始めたのだが、今年はたった2本、しかも家でDVDを見ただけだ……いや、GWに劇場で観たが、あれは「きかんしゃトーマス」だった…来年はなんとしても、なんでもいいから「大人の」映画を「劇場で」見る!
監督 トム・フーパー
キャスト コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ
評価 ★★★★★
今のイギリスの女王エリザベス3世の父親、ジョージ6世は吃音だったのだが、それをオーストラリア人の言語療法士と共に克服する物語。実話を少々誇張してあるようだが、歴史ドラマというよりも、第一級の娯楽ものに仕上がっている。
俳優陣がわたしの好きな人ばかり、ストーリーも安心して楽しめる、退屈なところもない、素晴らしい出来。アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞受賞も文句なく納得。
時間がなくて1回しか見れなかったよ~また借りてきてじっくり見たい。
それにしても、このブログはもともと読書と映画の記録として始めたのだが、今年はたった2本、しかも家でDVDを見ただけだ……いや、GWに劇場で観たが、あれは「きかんしゃトーマス」だった…来年はなんとしても、なんでもいいから「大人の」映画を「劇場で」見る!
2011年9月5日月曜日
「それでも恋するバルセロナ」
原題 'Vickey Christina Barcelona'
監督 ウッディ・アレン
キャスト スカーレット・ヨハンセン、ぺネロぺ・クルス
評価 ★★★☆☆
ひさびさに一人時間ができたので、CATVのオンデマンドで映画を見る。
肩の凝らない気軽な恋愛もの、と思って選択。
南スペインの感じを思い出した。ゲルマン系安定志向の対極にある、ラテン系の今この瞬間の人生楽しもうよ!という徹底ぶり。いいね。
恋愛の描かれ方の根底に、どこかいつも冷静で、飛び込みきれない冷たさを感じてしまった。
結局ラテン系恋愛は、常軌を逸していてついていけないので、アメリカに帰りますって、そんなあ。
スペインのギター音楽の選択よかった。
監督 ウッディ・アレン
キャスト スカーレット・ヨハンセン、ぺネロぺ・クルス
評価 ★★★☆☆
ひさびさに一人時間ができたので、CATVのオンデマンドで映画を見る。
肩の凝らない気軽な恋愛もの、と思って選択。
南スペインの感じを思い出した。ゲルマン系安定志向の対極にある、ラテン系の今この瞬間の人生楽しもうよ!という徹底ぶり。いいね。
恋愛の描かれ方の根底に、どこかいつも冷静で、飛び込みきれない冷たさを感じてしまった。
結局ラテン系恋愛は、常軌を逸していてついていけないので、アメリカに帰りますって、そんなあ。
スペインのギター音楽の選択よかった。
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